
この記事では、プリズン・ブレイク(prison break)に出てくる英語フレーズを30個ほどまとめています。
どんな意味で、どういったときに使うのか?解説やメモも書きましたので参考にどうぞ。
- 日常会話で使える英語フレーズ10選
- ハイレベルな言い回し10選
- 使えるとカッコいい!スラング10選


海外ドラマ「プリズンブレイク」はどれくらい英語学習しやすいか?

会話のわかりやすさ | |
---|---|
発音のわかりやすさ | |
向いている英語レベル | 上級者 |
会話のスピード
登場人物によって違いますが早いです。ただ、アクションが多いのでセリフの予想はしやすい!
発音のわかりやすさ
アメリカの英語に加えスパニッシュ系の英語が多く登場しますが、意外にスパニッシュ系は聞きやすいです。
向いている英語レベル
TOEICでは700以上を目指す上級者向き。
ドラマの舞台が監獄から始まり、警察・人質・暗殺・黒幕など巻き込み繰り返されるので単語は偏りがち。シンプルでかっこいい表現が多く含まれています。
海外ドラマ「プリズンブレイク」ってどんなドラマ?
First it was a prison. Now it's a nation. The #PrisonBreak Event Series is out on Blu-ray, DVD and Digital HD. https://t.co/5qEXG0vyCI pic.twitter.com/LG3nU07YWc
— Prison Break (@PrisonBreak) 2017年6月27日
- ジャンル:サスペンスドラマ
- 公開年:2005年
- 1話43分ほどの海外ドラマ
- シーズン:全5シーズン(89話)
フォックスリバーを出所するティーバッグのもとに7年前に死んだはずのマイケルの生存をにおわす封書が届く。リンカーンとシーノートは、マイケルがイエメンのオギュギア刑務所にいるらしいことを突き止め、途中で命を狙われながらも救出に向かう。だがそこは過激派組織によるテロが頻発する、内戦で崩壊寸前の国だった。
引用元:プリズンブレイク
では、日常で使える英語フレーズからいってみましょう!
海外ドラマ「プリズンブレイク」で学ぶ!日常で使える英語フレーズ10選

①What about them?
(season1 第4話で登場)
【解説】
言い方によってかなり怖く聞こえるので注意!
Themというのは、その直前に話題に出ていたもの(名詞)をさしていて、複数ならthemですが単数ならitなどと一緒に使われます。
「Omg Mr. Harris is walking up to us…」
(やべえハリス先生がこっち来る)
「Why? What about him?」
(なんで?やつがどうかしたの?)
【メモ】
「How about it?」などになると「~しませんか?」という提案、お誘いの表現になるので気をつけてくださいね!
② They’ve been poking around.
(season1 第4話で登場)
【解説】
Have beenを使うことで行動がずっと行われていることを表します。
【メモ】
「poke and pry」「poke into」で「詮索する」
「poke fun at〇」で「〇をからかう」などなど。
使うと上級アピールできちゃいます♪
③The engagement’s off
(season1 第4話で登場)
【解説】
Offをつけるだけで「なくなった」の説明に十分なわけです。
「The wedding is off.」(結婚はなくなった)でも応用できます!
【メモ】
英語でお悩みを読むとけっこう勉強になるし、面白いです!
④You always were a lousy liar
(season1 第4話で登場)
【解説】
でも、日本人の人から聞いたことないです、是非かっこよく使ってほしい!カジュアルですから、親しい間柄で使ってください!
【メモ】
こちらは、最低・汚いとはかけ離れて「~がたくさんある」という意味です。
例:
「Hey Did you know Dan is lousy with money?」(おいDanがめっちゃ金持ってるって知ってた?)
⑤Have some faith
(season1 第4話で登場)
【解説】
逆にnoを付けると「He has no faith」(彼は信じてない)という意味になるんです。
「have faith」の後ろに「in~」を置いて、信じている物を説明します。
「You need to have some faith in yourself」(自分を信じないとだめだよ)
【メモ】
最後の「th」の音を表すには上下の歯の間に舌を軽く挟んで息をだすだけ!あんまり音が出なくても大丈夫!ちゃんと伝わりますよ~!
⑥We’re counting on you
(season3 第12話で登場)
【解説】
ing形で使われるのは珍しいな~と思いました。脱獄するための大切なステップを担った相手なので「ここ一番!」のようなニュアンスなんでしょう!
【メモ】
Count onは、「存在に頼る」Depend onは自分の不足分があって「相手に(金銭的など)頼る」Rely onは経験や判断に基づいて「頼りにする」といった感じです!
⑦Round everyone up
(season3 第13話で登場)
【解説】
Everyoneなど人を対象としても使えますし、資金や情報なんかが入って使われることもあります。
Everyoneのように短い単語であれば、間に入れたり長い単語なら最後に持ってくるのが普通です。
【メモ】
組織の中ボスくらいの人の発言なので、Round upが一番適した表現かと思いました。
⑧I knew there was something off about you
(season3 第13話で登場)
【解説】
ここで使われているoffには「ずれてる、おかしい」というようなニュアンスがあります。
There was の後ろに来るため、名詞形に変わっているので、isがなくなり「something off」とくっつけて使われています。
【メモ】
offの代わりに「Something’s strange」でももちろんOKですし、もう少し「英語人っぽく 笑」言うのなら「Something’s funny」でもいいんです。
Funnyには「不思議な、奇妙な」という意味もあるんですよ~!
⑨You and I are gonna spend some quality time
(season3 第13話で登場)
【解説】
Quality timeとは「質の高い時間」「最も楽しく価値の高い時間」のことを言います。いい時間のことを表すときにこのセットで使います!
【メモ】
例;
「Kevin always goes home right away after work and has some quality time with his family」
(Kevinはいつも仕事後すぐ家に帰って家族との時間を大切にしている)
⑩Not to mention…
【解説】
例:
「I’m starving! I want meat!!! Not to mention some carb!lol」
(お腹すいた~~!肉たべたい!炭水化物はもちろんだけど!笑)
【メモ】
どれもカジュアルすぎることもないので、ビジネスやかしこまった相手にも使うことができますよ~!
海外ドラマ「プリズンブレイク」で学ぶ!「ハイレベルな言い回しの英語フレーズ」10選

①There’s a good chance of that, yes
(season1 第1話で登場)
【解説】
「good chance」となると「大きな可能性・十分な可能性」という意味になるんです~!
すごくスマートな言いまわしで個人的にお気に入りです 笑
【メモ】
詳しく解説するとchanceという名詞は、可算・不可算ともあり「好機・機会」の場合は可算で「a」がつきます。
「運・運命」などの時には不可算で「a」は無しです!
②You and I are in bed now
(season1 第4話で登場)
【解説】
誰とグルかを表す場合はwith人で表します!
【メモ】
「John finally threw in with that guy and quite his job.」(Johnはとうとうあいつと手を組んで、仕事まで辞めた。)
③You renege now
(season1 第4話で登場)
【解説】
ビジネスでも使われるレベル高い単語です。知っているとかっこいいですよ!
たいてい「renege on a contract」とか「renege on an agreement」など、on~と使われることがほとんどです。
【メモ】
こちらも同じように「~を無効にする」や「~を取り消す」という意味です。Renegeはonと共に使いますがrevokeには基本前置詞はいらないですよ!
④I have to say…
(season1 第4話で登場)
【解説】
「I have to say, you look so pretty tonight.」(ほんとにさ、今夜の君ってほんとキレイだ)
【メモ】
「I must say nothing could have been done.」
(尽くせる手段はなにもなかったと申し上げるに他ありません。)
⑤Under any circumstances
(season1 第4話で登場)
【解説】
Underと一緒に使うことで「どんな状況下にあっても」とか「なにがあっても」のような意味です。砕けた言い方では、「Whatever happesn」が近いですね!
【メモ】
「Under the counter」(闇取引)
「Under the rose」(こっそり)
「Under investigation」(捜査中)
「Under consideration」(検討中)
などなど。知っていると便利なので是非チェックです!
⑥Putting him in with Haywire is a low blow
(season1 第4話で登場)
【解説】
会話の中で使われるときは、そこから発生して「とても卑怯なこと・亀裂な攻撃・屈辱」という意味を持つことがあります。
一言で相手にしっかり伝わりますから、気持ちいい&かっこいいフレーズですね!
「He knew it was a low blow for her but he wouldn’t stop it」
(彼はそれがひどい行為と知ってながらやめようとしなかった)
【メモ】
日本語で表現を探すと「びんた」笑。
実際のびんたはもちろん、行動や言動で、そのようなインパクトがあった場合も「slap in the face」を使うことができます!
「It was a slap in the face that my ex started seeing my sister」(元カレが妹と付き合いじめたのは喰らったなあ)
⑦Wrap it up
(season1 第4話で登場)
【解説】
今回は作業を終わらせる意味で使われていますね!「Let’s finishe it!」より断然かっこいい響きですよね~!
【メモ】
「Hey could you wrap it up with the bacon?」(ねえそれベーコンで巻いといてくれる?)
⑧I’m not paying for your mess
(season3 第12話で登場)
【解説】
ビジネスパートナーや同僚なんかに使える表現ですね。
「pay for~」は「~を支払う」とい使い方で、金銭的な支払いをするときに使われますが「責任をとる」とか、「借りを返す」ようなニュアンスでも使われます。
【メモ】
日本語で置き換えるとピッタリはない気がしますが、物理的なゴタゴタから、目に見えないゴタゴタまで「mess」として扱えますよ!
⑨My mom wouldn’t let you down
(season4 第1話登場)
【解説】
「Let 人 down」で「(人)をガッカリさせる、幻滅させる」という意味です。
何か相手に安心して欲しい時に「I will never let you down」(俺は絶対悲しませたりしない)なんて言えたらかっこいい♡ですね!
【メモ】
「がっかりさせないよ」というフレーズって、その会話の流れでポッと出てくることが多いんです。その時に起こった感情や意思は、同じ未来形でもbe going toではなくWill や、wouldを使うのです~!
⑩I’ll take a pass
(season4 第1話で登場)
【解説】
この表現は日本語の「俺はパス~!」にすごく近いですね。簡単に「I’ll pass!」と使うこともできます。
【メモ】
「I think I’ll take a pass on this offer」(このお話は遠慮させていただきます)
海外ドラマ「プリズンブレイク」で学ぶ!スラング10選

① Wish to hell I did
(season1 第1話で登場)
【解説】
ドラマでは「残念だけど」と訳されていますが「そうだったらよかったのにと思っっている」という表現です。
今回はスラング表現「to hell」が付くことで、言葉遣いが悪い表現になっています。ピッタリな表現は日本語では無いかな~
【メモ】
「Fu**ing wish I did」なんて使い方もできますが、どちらも使わないほうがいいことには変わりありませんね 笑
②I’m going to gut you
(season1 第4話で登場)
【解説】
相手から許可を求められたときの返事で使います。
【メモ】
「ガッツ〇松」のガッツもそういった意味でしょう笑
Gutには動詞で「はらわたを抜く」という意味があり、ここではそういう表現です。
刑務所内の怖さ 笑
③He’s so doped up on meds
(season1 第4話で登場)
【解説】
日本でもドーピングという言葉が使われますが、そのもとになった単語ですね!
Dopeにはドラッグという意味があり、今回の表現はその関連表現です!「be doped up」で「(ドラッグや、薬で)ぼーっとしている」という意味です。
【メモ】
ボケーっとしているのでこの名前ですが、dopeyを英語にすると「ラりっている」という意味にもなります。けっこうヤバい名前みたいに感じちゃ言います 笑
④You’re a con
(season1 第4話で登場)
【解説】
Conにexを付けた「ex-con」で、前科者という意味になります。
あまり使うことはありませんが、こういうドラマにはけっこう登場しますよ!
【メモ】
⑤Bite me
(season1 第4話で登場)
【解説】
「Bite me」とは「失せろ、邪魔だ、消えろ」というようなニュアンスがあります。
「Bite my ass」から由来した表現のようですね~!
【メモ】
相手に何か言われたりして、汚い言い返しはだいたいカバーしてますね 笑
ザ・ホワイトハウスでも使われていますので、探してみてください!
⑥Screw you
(season3 第12話で登場)
【解説】
こちらも知っているとドラマが楽しく見れるスラングの1つです。
以前「I’m screwed」で紹介しましたが、こちらは別の使いかた。
「Screw you!」とは「Fu*k you」の少し柔らかい言い方で冗談でも使われます。と言っても使うのはやめて、ドラマの中で聞くだけがいいですね 笑
【メモ】
「Don’t be silly」や「Please be more serious」
「I am being very serious」など、丁寧な表現の方がトラブルを呼ばずに済みます!
⑦He didn’t tell me nothing
(season3 第12話登場)
【解説】
正しくは
「He didn’t tell me anything」
「He told me nothing」
が正解ですが、スラング表現では二重否定の感じで使われることがあるんです。
日本語の例で言えば失敗した料理を食べて「全然おいしいじゃん!」など文法的に間違ってるけどよく使われる言葉となります。
【メモ】
「Hey she don’t care about it!!」(おい彼女はどうでもいいっておもってるぞ!)
こういう表現は教養がないと避けられる言い方ですが、ゴロがよかったりするので歌詞でも耳にすることがありますね!
⑧The plan’s shot
(season3 第13話で登場)
【解説】
他にも「疲れた、酔っぱらった」なども使えます!
【メモ】
「会心の一撃」という意味で、相手を傷つけるような投稿にハッシュタグでつけられていることが多いです。
いい印象は受けないですが…
⑨ Why don’t you just mind your own beeswax huh?
【解説】
「mind your own business」とは、お馴染み「お前のには関係ない」というフレーズですね。
アメリカのスラングで、businessの代わりにbeewaxが使われることがあります。
【メモ】
きつく聞こえることもあるので言い方注意です!
⑩He’s a douche
(season4 第2話登場)
【解説】
短縮した「douche」でも「douchebag」と同じで「くそ野郎」や「馬鹿」というような意味です。
どんなバカにも使われるわけではなく「自信過剰や、知ったかなどがひどくてうざい奴」に使われます!
【メモ】
こちらもスラングで「思いあがったようなウザいさま」を表す形容詞として使われます。
「Be careful people living there are all douche!!」(気をつけろよ、あそこに住んでるやつはのぼせ上ってるからな)
この記事に掲載したプリズンブレイクの英語フレーズ一覧
日常で使えるフレーズ
フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
What about them? | 問題でもあるのか? |
They’ve been poking around | 奴らずっとうろついてるわよ |
The engagement’s off | 婚約は解消になったんだ |
You always were a lousy liar | お前はいつだって最低なホラ吹き野郎だったからな |
Have some faith | 信用してくれ |
We’re counting on you | おまえが頼りなんだからな |
Round everyone up | 全員集めなさい |
I knew there was something off about you | お前はどっかおかしいと思ってたぜ |
You and I are gonna spend some quality time | おれとお前だけで充実した時間を過ごすんだよ |
Not to mention… | ってことは言うまでもないけど… |
ハイレベルな言い回しフレーズ
フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
There’s a good chance of that, yes | まあ、可能性としてはあるかな |
You and I are in bed now | お前と俺はグルだぞ |
You renege now | 今すぐ手を引け |
I have to say… | マジでさ… |
Under any circumstances | どんなときでもな |
Putting him in with Haywire is a low blow | あいつをHaywireと同じ部屋にするのはかわいそうだろう |
Wrap it up | 終わらせるぞ。 |
I’m not paying for your mess | お前のヘマの責任なんかとらないからな |
My mom wouldn’t let you down | おふくろはガッカリさせたりしねえよ |
I’ll take a pass | おれはパス |
使う場面に注意!スラング
フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Wish to hell I did | そうならよかったけどね |
I’m going to gut you | お前のことやってやるからな |
He’s so doped up on meds | あいつは薬漬けでウツロだろ |
You’re a con | お前は囚人だからな! |
Bite me | ウセろ! |
Screw you | くたばれよ。 |
He didn’t tell me nothing | やつからは何にも聞いてないんだよ |
The plan’s shot | そのプランは使えない |
Why don’t you just mind your own beeswax huh? | お前らには関係ねえ |
He’s a douche | やつはくそ野郎だ |
プリズンブレイクを「英語字幕」で視聴する方法
英語字幕のある動画配信サービスを使うことです。
作品の配信情報は2020年5月4日時点のものです。配信が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはHuluのホームページをご確認ください。
Huluについては以下で詳しく解説していますので、興味がある方は参考にしてみてくださいね。
