
そう思っている方に、先に結論。
海外ドラマ「ゴシップガール」は、男女間の日常会話が盛りだくさん!
会話スピードや発音は、通常の日常会話レベルなので中級者向き。高いお金を払って英会話を学ぶなら、自宅で日常会話の習得ができるゴシップガールはコスパの高い英語学習と言えます。
そんなゴシップガールに出てくる使えるフレーズを、この記事で厳選してわかりやすく解説しています!
- 日常会話で使える英語フレーズ10選
- ハイレベルな言い回し10選
- 使えるとカッコいい!スラング9選


海外ドラマ「ゴシップガール」はどれくらい英語学習しやすいか?

会話のわかりやすさレベル(スピード) | |
---|---|
発音のわかりやすさレベル | |
向いている英語レベル | 中級者 |
会話のスピード
結構早いです。が、登場人物によってけっこう違います。
男女がもめている時が特に速い!
発音のわかりやすさ
英会話教材のように話す人はいないので、ある程度の集中力はいります。
ドラマ内の日常会話についていければ、留学とかの助けにもなりそうです!
向いている英語レベル
TOEICで700以上を目指す中級者向け。
最初は英語字幕で見るとよいです。
英語字幕で見る方法は、この記事の一番下にあります。
海外ドラマ「ゴシップガール」ってどんなドラマ?
夏休みは「ゴシップガール」をイッキ見!Huluでは全シーズンを配信中。http://t.co/CVJxRjjttl #ゴシップガール #xoxoJP pic.twitter.com/Z7MS3P8eQC
— Hulu Japan (@hulu_japan) 2015年8月13日
- ジャンル:ヒューマンドラマ(恋愛・青春)
- 公開年:2008年
- 1話40分ほどの海外ドラマ
- シーズン:全6シーズン(121話)
マンハッタンで最もリッチな地区、アッパー・イースト・サイドの名門私立学校に通う “セレブ”な高校生たちの、恋愛、友情、セックス、嫉妬や裏切りなど、大人顔負けの複雑な人間模様を描いたドラマ。流行に敏感な視聴者の間で話題を集め全米で大ヒットした本作は “ヤング版SEX AND THE CITY”との呼び声も高く、キャストが着こなすファッションも見どころのひとつ。通称“ゴシガル”。
引用元:hulu
では、日常で使える英語フレーズからいってみましょう!
海外ドラマ「ゴシップガール」で学ぶ!日常で使える英語フレーズ10選

①Keep that in mind
(season1 第1話で登場)
【解説】
Keepは「持って置く」というニュアンス。thatは、その前に話していたことを指しています。
In mindは「頭の中に」という意味ですね。
【メモ】
また、mindを使った表現で「What’s on your mind?」(何考えてるの?)という表現も知っていると便利です。
この場合は「on」なので注意してくださいね。
②Can I borrow you?
(season1 第1話で登場)
【解説】
日本語で「ちょっと〇〇さん借りるね!」という表現に似たニュアンスです。割と親しい仲で使うことをおすすめします!
【メモ】
(私に彼を貸してくれる?)
というような逆の言い方はあまりしないようなので注意です。
他の表現には以下のようなフレーズがあります。
「Can I talk to you for a sec?」
「Do you have time?」
「Can we talk?」
③No offense.
(season1 第1話で登場)
【解説】
余計な一言の気がしますが、日常でよく聞くフレーズです。
【メモ】
こちらが例文です。
「I bought this dress for the date with Chris!」
(クリスとのデートにこのワンピ買ったの!)
「Well I don’t think he would like it….Sorry no offense」
(あんまりクリス好きそうじゃない気がする・・悪く取らないでね)
ずけずけ言う英語文化ならではのフレーズですね。
④Shame on you
(season3 第1話で登場)
【解説】
基本的には、使うのは控えた方がいい表現ですね。
Shameは恥、そしてそれがon youあなたの上にある。という意味です。
「恥を知れ」「恥知らず」というようなニュアンスで、政治的な場でも使われたりしています。
【メモ】
これは自分を責めている時に使う表現です。他に「What a shame!」(なんて残念なの!)という表現もあります。
Shameが入っているのに、「恥」の入った表現ではないので注意して使い分けましょう!
⑤We haven’t used a penny
(season3 第1話で登場)
【解説】
つまり1番小さな金額でして、日本で言えば「1円」のようなものです。
日本語の「一銭も使わなかった」の英語バージョンだと思ってください。
A penny(1セント)も「使わなかった=まったく使わなかった」という強調の表現なんです。
【メモ】
よく使われるのは、wordを使ったパターン。
「Cathy didn’t say a word to me」
(キャシーは自分に何も言ってくれなかった)
この表現もドラマや映画ではよくあります!注目してください♪
⑥You spoil me
(season3 第5話で登場)
【解説】
恋愛関係の中で使われると、ちょっと甘くてセクシーな感じになります。
ドラマ内では「わたしを甘やかしてあなたったらバカね♡♡」のような感じで使われていますよ~!
個人的に私の好きな表現です。笑
【メモ】
甘やかされている人、甘やかされて育ってきた人に向かって
「You’re so spoiled!」
あなたってほんと甘やかされている!(甘やかされて育ってる)
というフレーズもあります。
使う側の声や顔の感じで、冗談だったり、本気だったり、どちらにもなる表現です。
⑦Why in the world would I do that?
(season3 第5話で登場)
【解説】
In the worldを加えるだけで「一体全体どうして」というような驚きの表現が加わります。
In the world のかわりにon earthを使う人もいますよ!
【メモ】
というのも、若者たちであれば、そこにFu*kなんかを入れて使うからです。
映画とかドラマでは、こちらの使い方が断然多いです。
話している相手が目上だったり礼儀のいる相手の時は、このin the world や、on earthを使った表現が使えるといいですよね!
⑧A word please.
(season3 第13話で登場)
【解説】
A word、「a」がついているので、長くはならないように思えますよね。
今回はお母さんの軽いお説教の前のひと言でした。
【メモ】
今回は、質問ではない感じがNoと言わせない母親の威圧感を感じます。笑
ビジネスで上司に言われたらヒヤっとするフレーズですね
⑨Are you back for good?
(season3 第13話登場)
【解説】
Goodっていうと「良い」っていうイメージですが、実はgoodの単語ってかなり使い方色々なんです。
For goodで、foreverとかpermanentlyのような「ずっと、永久的に」という意味を持っているんです!
【メモ】
映画のナレーションなんかでは、ちょっとドラマチックな感じでfor good and allとセットで使われる場合もあります。この場合でも意味は同じです!
⑩I’m flattered.
(season3 第13話で登場)
【解説】
受け身の表現になっていますので、直訳すると「お世辞を言われた気持ちになっている、こびられた」という感じなんですが、I’m flatterdは、嬉しい気持ちを現す表現です。
お世辞を言われてると分かっている前提で、「嬉しいわ」とか「光栄です」と表す表現です。
【メモ】
例をあげてみますね。
「Don’t flatter me!」
(お世辞言わないで~!)
「Don’t flatter yourself」
(自分のこと自慢ばかりしないで)
「I’m not flattering you」
(お世辞じゃないですよ)
などなど、英語はとにかく褒める文化です。知っておけると言い切り返しができるかも!
海外ドラマ「ゴシップガール」で学ぶ!「ハイレベルな言い回しの英語フレーズ」10選

①Out of sight, out of mind
(season1 第3話で登場)
【解説】
out of sightは「視界の外」
out of mindは「見えなくなる=会わなくなる」
意味としては、気持ちが外にいってしまうことを表します。恋愛ドラマなんかでは多く使われるフレーズですよ。
【メモ】
Better later, than never.
(遅れてもやらないよりはまし)
Failure teaches success.
(失敗は成功のもと)
Actions speak lauder than words
(行動は言葉よりも響く)
会話の中でさらっと使うとかっこいいです!
②The little white lies
(season1 第3話で登場)
【解説】
なので、「人のためを思ってつく優しい嘘」とか、「誰かのためについた嘘」なんかをwhite lieと呼びます。
もちろん嘘をついた本人のさじ加減なので、本当にwhiteかどうかは分かりませんが。 笑
【メモ】
嘘は基本悪いですから、White lieと、lie しかありませんので注意です。
③If you’ll excuse me
(season3 第5話で登場)
【解説】
【メモ】
特に丁寧な対応をしたい場面や、相手に対して使う場合はExcuse meを使いましょう。
④They’ve in a cold war
(season3 第5話で登場)
【解説】
犬猿の仲のような2人がいた場合に使えますね。
【メモ】
There is bad blood between Andy and Lucy.
(アンディーとルーシーの間にはbad bloodがある=犬猿の仲である)
⑤Take it slow
(season3 第13話で登場)
【解説】
Take it easyと同じ文構成ですね。
Take it easyの「楽に行きましょう」の代わりに「ゆっくりいきましょう=慎重に行きましょう」 という感じで使います。
【メモ】
「I don’t wanna rush into things」です。
わたしは、焦って色々したくない。
ドラマ内で何度もカップルが発していることなんですが、ベッドシーンばっかり使われています。 笑
⑥It’s not the best strategy
(season3 第13話で登場)
【解説】
Best strategyとは「最善策」なんですが、Notがつくと「最善策ではない」という意味になります。
「Bestではないけど、受け入れることはできる」くらいのレベルのことを指す場合が多いです。
【メモ】
Okinawa is not the best place to visit if you love the cities.
もし都会が好きなら沖縄は一番の場所とは言えない。という感じです。
⑦What’s the deal with Nate?
(season3 第13話で登場)
【解説】
What’s wrong?と同じような使い方です。
【メモ】
What’s happening?
What’s going on?
What’s the matter?
⑧No strings attached
(season3 第13話で登場)
【解説】
「あーだこーだ制限のない関係=恋人関係じゃないのよ!」という、カジュアルな関係を意味するときに使います。
あんまり、使わない方がいい気もしますが・・・笑
【メモ】
一晩だけの相手だったり、体だけの関係を称する言葉として使うことも稀にあります。
⑨Seize the moment
(season3 第13話で登場)
【解説】
「the moment」には「the」がついていますら、特定して「その時」といったような感じです。
「その時をつかめ」と直訳できますが、意味としては「その時を生きろ、一瞬に大切に」としてよく使われます。
【メモ】
(大好きなタイタニックでも使われてました♡)
You only live once.
(YOLOで有名ですよね)
のような表現もあります。気にいったやつを使ってみてください!
⑩You’ve earned it
(season3 第13話登場)
【解説】
「あなたがそれを稼いだのよ。」と直訳できますが、「あなたが頑張ってきた結果、そうなっている」という努力をたたえる意味になります。
【メモ】
「You deserve it」の場合は、ポジティブにもネガティブにも使われますが、「you’ve earned it」の場合はポジティブな使わ方をします。
海外ドラマ「ゴシップガール」で学ぶ!スラング9選

①That’s for chicks
(season1 第1話で登場)
【解説】
Chickとは、ヒヨコという意味なんですが女性に対しても使うことがあります。
ヒヨコということからイメージできるように、若い(若め 笑)の女性を表すときに使う言葉です。あまり品はないので、聞いて分かるくらいでいいかもしれないですね。
【メモ】
Chick-lit=女子が好きそうな小説
Chik flix=女子が好きそうな映画
ただ、イメージからしてあまり肯定的な使われ方はしません。でも、めちゃくちゃ会話に出てきますから知ってるおくと意味がわかって楽しいですよ!
②Is that kind of a tip-off?
(season1 第1話で登場)
【解説】
【メモ】
あまりはっきり言えないことを和らげる「~のようなもの」という感じでつかわれていますが、「少し~」「まあね」など、便利中の便利フレーズです!
使い方の例を3つあげてみますね。
「He is kind of cool.」
(彼ってちょっとイケてるよね)
「Did you guys break up?」
(2人って別れたの!?)
「Kind of」
(まあ、そんなような感じ)
③You’re a mess
(season1 第1話で登場)
【解説】
Messを人に使うときは2パターン考えられます。
- 状態が散らかっている=窮地にたって、ボロボロの状態。
- 見た目的に散らかっていて、みっともない状態。
season1 第1話に出てくる意味は①です。
状況によって、使い分けができるフレーズですね。
【メモ】
例をあげてみますね。
「Sorry I am such a mess」
自分がとっても小汚いと感じた時に使う。
「Oh man I am a mess」
自分がトラブルを抱え込んでしまったな~と言うときに使う。
使い方色々です!
④I’m gonna hit the shop
(season3 第5話で登場)
【解説】
Hitと思うと、「打つ」が最初に出てくるイメージかと思いますが、その他「行く・する」などの意味も持っています。
今回の場合は、hit the shop(ドラマの中ではshopの名前が入ってますが)「その店へ行く」というカジュアルな表現になっています。
【メモ】
「hit the sack」
就寝する
「hit the book」
一生けん命勉強する
「hit the roof」
激怒する
「hit the road」
家に帰る
このスラングは、親しい仲で使ってくださいね!
⑤They have been having a rough go of it
(season3 第5話で登場)
【解説】
「go」は名詞として使われており、「経験」といったようなニュアンスがあります。
「Rough go of it」のitは、その前に話していた内容を指しています。
【メモ】
「Andy had a rough go last week… He failed his job interview.」
(アンディは先週大変だったよ、彼面接に落ちたからさー)。
と、いうような感じです。
⑥You’re a full-on crazy person
(season3 第5話登場)
【解説】
Full-onにとても似ていて、「徹底した」とか「全くの」「純粋な」というような口語表現です。
【メモ】
「We had to have a full-on argument last night.」
(わたしたち昨夜けっこうな言い合いをしたのよ)
⑦he’ll get swept up
(season3 第13話で登場)
【解説】
Swept-upの表現は、恋愛ではよく「心を奪われる」「夢中になってしまう」「メロメロになる」という意味として用いられます。
「Look at Justin! He is so swept up by Reyna!」
(ジャスティン見てよ、レイナにメロメロじゃんか)
という感じです。
【メモ】
be動詞とはちょっと違ったニュアンスを与えます。
以下に例をあげてみますね。
「Won’t she get upset if I say that?」
(あれ言ったら彼女怒らないかな?)
「I am pretty sure Katy will get so anxious to receive that letter.」
(その手紙受け取ったら絶対心配になるに決まってるよ)
⑧The idea’s completely juvenile
(season3 第13話で登場)
【解説】
今回は、大人の考えたアイディアに対して、それってjuvenileだよね、と話しているのがポイントです。
大人に対して使われるとき、この言葉は否定的な要素に変わって、「ガキ」とか「子供っぽい」というような意味になるんです!
「bitch about~」で「~について文句をいう」という表現です。
【メモ】
Juvenile、immature、childishは割とネガティブな感じで使われますが、Childlikeは割とポジティブに使われることもありますよ。
Juvenileの発音はスペルが難しいですが、使うとけっこう気持ちいいですよ 笑
⑨She’s been cutting classes all week
(season3 第15話登場)
【解説】
「Has been・・・all week」で継続を表していますから、「今週はずっと」という意味が加わっています。
【メモ】
例をあげてみますね。
「Hey do you wanna ditch school today?」
(今日学校さぼらない?)
「Yuji always slacks off during his baseball club」
(Yujiは野球のクラブの中でよくサボっている)
「I wanna escape from the class today…」
(今日は授業さぼりたいなあ・・・)
使うことがないのが一番ですけど、使う場面があったら使ってみてください。笑
この記事に掲載したゴシップガールの英語フレーズ一覧
日常で使えるフレーズ
フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Keep that in mind | 覚えといてね。 |
Can I borrow you? | ちょっと話せるかな? |
No offense. | 悪気はないんだけど |
Shame on you | 恥知らず |
We haven’t used a penny | 一銭も使ってないよ! |
You spoil me | 私に甘いんだから |
Why in the world would I do that? | 一体全体なんでそんなことするのよ!? |
A word please. | 何かあった? |
Are you back for good? | もうずっとここにいるの? |
I’m flattered. | お世辞でも嬉しいわ |
ハイレベルな言い回しフレーズ
フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
Out of sight, out of mind | 見えなくなるものは忘れられる(去る者は日々に疎し) |
The little white lies | 小さい罪のない嘘じゃない |
If you’ll excuse me | すみません失礼します |
They’ve in a cold war | ちょっと冷戦状態なんだよ |
Take it slow | 慎重に進めましょう |
It’s not the best strategy | 最善策ではないけれど… |
What’s the deal with Nate? | Nateはどうかしたの? |
No strings attached | カジュアルな関係でいいよ |
Seize the moment | 一瞬一瞬を大切に |
You’ve earned it | 頑張った結果よ |
使う場面に注意!スラング
フレーズ | 日本語訳 |
---|---|
That’s for chicks | それは女子向けよ |
Is that kind of a tip-off? | それってタレコミってこと? |
You’re a mess | あなた、ボロボロよ。 |
I’m gonna hit the shop | ちょっとあのお店行ってくるわ |
They have been having a rough go of it | 彼らはずっと苦労していたからね |
You’re a full-on crazy person | あなたって完全にイカれた人ね! |
he’ll get swept up | 彼女きっと夢中になっちゃうわよ |
The idea’s completely juvenile | その考えって本当にガキだわ |
She’s been cutting classes all week | 彼女、今週ずっと授業さぼってるみたいだ |
ゴシップガールの英語を効率的に勉強できる「英語字幕」で視聴する方法
英語字幕のある動画配信サービス「hulu」または「Netflix」を使うことです。
作品の配信情報は2020年5月4日時点のものです。配信が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはhulu、Netflixのホームページをご確認ください。
月額料金のみで、1日の中で好きな時間に好きなだけ効率的に英語学習ができます!
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また「10秒戻る」などの操作ができ、聞き取れなかった英語フレーズをストレスなく何度も繰り返し聞ける操作性の良さがあります。
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